カテゴリー別アーカイブ: 酪農のこと

家畜の命に支えられている私達

私が酪農に興味をもった理由のひとつに、利用するのは牛のお乳で、肉自体を利用するのではないので、牛の命まで奪うわけでは無い、という安心感があったような気がします。(いつも肉をおいしく食べているくせに)
動物の屠殺、という現実にフタをしていたのでしょう。

牛1 (2)

でも、牛乳の本や、「銀の匙」などを読んでいてわかったのですが、酪農でも牛を処分しなければいけない事がいくらでもある。というよりそのように運命づけられている。

まず、牛が生まれてもオスだったら、お乳を出せないから、はじめから肉牛として育てられる。少なくとも半分はそうなるということです。

メスで生まれても、病弱だと早めに処分される。経営的に赤字だからです。消費者に安く安定供給するには必要なことです。

何度か人工授精で妊娠、出産してお乳をたくさん出しても、このサイクルを何回か経て、お乳が出にくくなれば、やはり処分される。お肉になる。

何とたくさんの牛達の命に支えられていることでしょう。
私達人間て、罪深いですね。「銀の匙」でもよく出てきますが、肉って、これまた美味しいんですよね。

ブタ1

こんな気持を八軒くんはどうやって乗り越えていくのか、私も同じ気持でよんでいます。
今はひたすら、家畜たちに感謝する日々です。
牛さん、ブタさん、ニワトリさんたち、ありがとう。

にわとり

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バル1

酪農ってそもそも何?

何気なく「酪農」という言葉を使っていますが、そもそも、どういう意味なのでしょう。

私の頭の中を整理すると、「酪農」は牛や山羊を飼育して、そのお乳を搾って市場へ提供すること。「畜産」は人間が食べるための牛、豚、鶏などを飼育して市場へ提供することだと思っているのですが、果たして正解はいかに?

手元にある国語辞典(岩波:第三版)では・・・。

「酪農」は、牛・羊・ヤギなどを飼って乳をしぼったり、それからバター・チーズ・練乳を作ったりする農業。

「畜産」は、家畜を飼って、人類の生活に利用する産業。


ブタ1


どうも酪農は畜産に含まれるカテゴリーのようですね。

ウィキペディアには、はっきりそう書かれていました(^o^)
⇒「畜産」(2014年5月30日 04:02 (UTC)の版)
『ウィキペディア日本語版』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%9C%E7%94%A3

畜産とは、動物のうち家畜・家禽を飼育し乳製品や皮や肉などを得て生活に役立てる産業であり、その中でも、乳を得ることを目的とする場合は酪農というのですね。


牛1


ここでまた聞き慣れない「家禽」という言葉。
飼育している動物が鳥だと、家禽と言うそうです。

「畜」という字は「畜生道」をイメージして、どこか抵抗があるのですが、あくまでも家で飼う動物のこと。
大事な大事な生き物です。

酪農を理解する、小さな第1歩です。



バル1