カテゴリー別アーカイブ: 牛乳のこと

牛乳の種類 ― (1)牛乳と特別牛乳

牛乳の表示について調べています。
牛乳パックの側面に表示されている項目のうちの「種類」について。

牛乳20150112-8

「全国飲用牛乳公正取引協議会」のホームページや、手元の本を参考にしています。
   ⇒全国飲用牛乳公正取引協議会 
     ホーム>飲用乳ってなに?

「乳等省令」による分類です。全部で7種類あります。

【牛乳】
[成分無調整]
1.牛乳
2.特別牛乳
[成分調整]
3.低脂肪牛乳
4.無脂肪牛乳
5.3と4以外の成分調整牛乳

牛乳と表示できるのは、この5つ。

【加工乳】
【乳飲料】

この加工乳と乳飲料は「牛乳」と表示できません。

ミルクタンク1

まず、牛乳と特別牛乳について。

原材料は生乳のみ。字のごとく、成分の調整はしてない。
通常の成分無調整牛乳は「牛乳」。無脂乳固形分8%以上、乳脂肪分3%以上。
成分無調整とうたってなくても、「牛乳」と表記されていれば成分無調整です。
私はこの、「牛乳」を飲んでいます。自然な味が好みです。スーパーでメインとしてたくさん並んでいるのもこのタイプですよね。

「特別牛乳」は国の「特別牛乳さく取処理業許可」を受けた施設で作られているもので、より優れた環境で生産されているようです。
無脂乳固形分は8.5%以上、乳脂肪分は3.3%以上、となっており、普通の牛乳より濃厚です。
細菌数も牛乳は5万以下ですが特別牛乳は3万以下で、許可を得れば、無殺菌も可。より安全です。
成分の調整はしていないのに、通常の牛乳より濃厚、安全ということですから、飼育により手をかけているんでしょうね。
購入は通信販売や現地で、ということになります。

牛たち20150119-1

全国でも数カ所ということですが、施設の維持は大変なようです。愛知県の中部乳業株式会社が特別牛乳を作っていたのですが、平成19年に製造中止、平成23年には乳業部門は閉鎖されています。(ネットで検索)

牛乳業界の厳しさがうかがわれます。
やっぱり感謝して飲まなきゃいけないな、牛乳って。

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牛乳パックの表示「公正」マーク

仕事の帰りに牛乳が切れそうなのを思い出し、めずらしくコンビニで買ってきた牛乳。
牛乳20150112-1

スーパーだったら、税込み160円台で買えるのに、コンビニだとやっぱり200円超えてしまう。ただ、牛乳を生産する手間を思うと、一概に高いとは言えないかもしれませんね。

牛の絵がいいですね。各メーカーのオリジナリティーが発揮されてます。
牛乳20150112-2

牛乳20150112-4

面を変えると見慣れた表示が。
牛乳20150112-3

拡大すると・・・。
牛乳20150112-5

たくさん書かれているので、わけがわからない。今回は「公正」マークだけでも調べてみようと思います。
参考にしたのは、「全国飲用牛乳公正取引協議会」のホームページ。
   ⇒全国飲用牛乳公正取引協議会 http://www.jmftc.org/
    ホーム>当協議会と公正競争規約

牛乳20150112-7

牛乳などの表示は、国の「乳等省令」に定められていますが、これをより適正に運用し消費者保護に資するため、業界では省令よりくわしい表示基準を業界で定めています。これが「飲用乳の表示に関する公正競争規約」で、「全国飲用牛乳公正取引協議会」ではこの規約に基づく指導・規約の周知徹底を行っているということです。

「公正」マークは全国飲用牛乳公正取引協議会の会員であり、規約に基づき正しく表示されている、という証。
4か月毎に乳成分を検査しているそうです。1度基準をクリアすればOK、というものではないのですね。

そもそも「景品表示法」というものがあって、これに基づいて各業界に自主ルール(公正競争規約)があり、その運用機関が「公正取引協議会」。この表示ルールの乳飲料版というわけなのですね。

牛乳の表示

ふー、普段何気なく見ていることを、きちんと調べようと思うと、けっこう大変。普段のほほんとしているので・・・。

次は「種類」を調べてみようと思います。

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